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2014/07/19

ABOUT

 80年代のパソコン。誤解を恐れずに言えば、それは高価なゲームマシン。比較的安価なMZ-700でさえ10万円を切るぐらいの価格でした。それでも性能はといえばまだまだビジネスに使えるというレベルではなく、当時パソコンを買うということは、コンピュータを所有するという「夢」の体現でありました。

 それぞれのメーカーが独自規格の機種を発売していた、群雄割拠・下克上の時代。そんな中、かつてないオシャレなルックスと先進的・革新的機能を搭載し、キラ星のごとく現れたのがシャープの「X1」(エックスワン)です。

 ゲーム機としての性能は、同じくらいの時期に発売になった、定価\14,800でスプライトやスクロール機能を持つファミコンと比べて低かったかもしれません。それでも、X1版『ゼビウス』では地上絵が再現されていましたし、浮遊要塞のアンドアジェネシスはちゃんと空中に浮いてました。また、アドベンチャー、シミュレーション、ロールプレイングなどの分野では、通好みの奥の深い作品が数多くありました。アクション系でも『テグザー』は、X1版ではゲーム中BGMが鳴らないのが残念でしたが、パソコン版の方が圧倒的にデキが良かったですし、ポリゴンを用いた『プラズマライン』など、ファミコンでは到底実現不可能なものもあり、それなりに住み分けが出来ていたように思います。 

 いつしか、売られているゲームで遊ぶだけでは飽き足らず、『ベーマガ』などを参考に自分でプログラムを作るようになります。BASICで組んだ自己満足のくだらないゲーム、『ピコピコ』という擬音を用いるのが、ゲームの音や動きを最も端的に表現できるということから、それらを『ピコピコゲーム』と最初に呼んだのは、Oh!MZ誌上で活躍した故・祝一平氏だったでしょうか。

 市販ゲーム級のものならメーカーに持ち込んで買い取って貰ったり、コンテストに応募することもできましたが、ネットもない当時、素人がプログラムの発表する場といえば雑誌に投稿するぐらいしか手段がありませんでした。結果、多くのピコピコゲーム達が日の目を見ることなく、カセットテープの中で永き眠りに着きました。

 これらのピコピコゲーム達をこのまま電子の彼方に葬り去るのは、あまりにも惜しい。そこでこのブログでは、数十年の時を経てテープから吸い上げることができたものを、若干の改良を加えつつ公開しています(一部、雑誌掲載作品あり)。別途BASICが必要などハードルは高いですが、ぜひダウンロードして楽しんでいただければと存じます。(実際に楽しいかどうかは別の話・・・w)。

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コメント

X1版は、UME-3さんが、BGMのなる様にする、パッチを公開していました。BGMが88版と同じになると結構いいですよ。

投稿: ななし | 2017/08/22 00:36

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